Instructor


小村 淑美(おむら としみ)

 島根県出雲市斐川町出身。

1972年生まれ。

■パタンナー歴10年

■洋裁教室

2003年~2015年は松江、斐川、出雲で行いました。 

2015年~は斐川(自宅)で行っています。 

■資格

・平成15年 一級婦人子供服製造技能検定試験(婦人子供既製服パターンメーキング作業) 合格

・職業訓練指導員

■主にご指導させていただいている内容

 ・婦人服全般の型紙と縫製

 ・子供服全般の型紙と縫製

 ・ニットソーイング    


Message


おしゃれが好き。

洋服が好き。

でも、既製品では物足らない。

自分で服が作れるといいのにな。

 

古民家再生の快適&おしゃれ空間で、洋裁の面白さとものづくりの感動をお手伝いします。

洋服づくりへの想い

 

 子供の頃から物を作ることが大好きで、中学生の頃から洋服作りに興味が湧き、分からないなりにも本を見ながらブラウスやコートなどを作っていました。でも、要の型紙作りがどうしても分からない!!型紙が作れるようになればどんな服でも作れるようになるんだ!と思い洋服の型紙を作るパタンナーという仕事に就きたいと思うようになりました。

 

 高校卒業後、夜間の洋裁学校(大阪モード学園)に通い、一年目は通学社員制度を知り、縫製工場で働きながら奨学金ももらい夜間学校に通いました。洋裁学校の勉強もさることながら、日中働いていた縫製工場はプレタポルテ(高級婦人服)の工場でいろんなアイテムの良いものばかりを縫っておりとても勉強になりました。

 

 二年目は、学校の先生の紹介でパターン専門のPDHOUSE という会社にパタンナーのアシスタントのアルバイトをしながら夜間に通い、3年目はアルバイトから社員にしてもらい、19歳から29歳までお世話になりました。善き社長、先輩に恵まれ、夢のパタンナーになることができました。また、パターンだけでなく、縫製やデザインも担当させてもらい、いろんな世界を見ることができました。アパレルの1ブランドと違い、子供服、キャリア服、ミセス服、多数のブランドの型紙をひく会社でとても研究熱心で、勉強会も多く、その分とても厳しく、沢山叱られましたが、良い会社でした。今の私があるのはPDHOUSEのお陰だと感謝してもしきれないほどです。

 

 29歳になり婚期がやってきて、お世話になった会社を退職し、故郷の島根県へ帰り今に至ります。

 

 私自身、洋服つくりがとても楽しく、売っている服を選ぶより、生地を選んでどんな服をつくろうかなぁ~と考えるほうがウキウキする!!こんな楽しい服作りをいろんな方に伝えていけたらいいなぁと思っています。

 

目指したい洋裁教室のすがた


 (令和4年12月更新)

1.目指したい洋裁教室

 201510月に始めた服工房ですが、今までにも多くの方にご参加いただいており、感謝に堪えません。

生徒さんにも

毎週の教室が待ち遠しいです」「週一回の教室が楽しみです」

洋裁教室に行くことを楽しみに生活しています」

いつも楽しい時間を過ごさせてもらっています」

 という励ましのお言葉をいただくことがあり、この仕事に意義を感じます。

 このように、生徒のみなさんに服をつくることの喜びを感じてもらい、最高の時間を過ごしていただけるような洋裁教室を目指しています。

 しかし、まだ改善できるし、もっとよい洋裁教室ができると思っています。そのための取り組みをご紹介します。

 

2.よりよい洋裁教室への取り組み

①視察

 雑誌やSNSHPなどの情報では得られない人の嗜好、流行や町の雰囲気などをつかむために、日本中の洋裁教室や生地屋さん、アパレルショップ、ブティックなどの服屋さん、また雑貨屋などを見て回っています。服工房は201510月から始めており、今までに行った主なまちは以下のとおりです。

島根県大田市大森町、津和野町、鳥取県倉吉市、広島市本通・袋町、尾道市土堂、福山市内、倉敷市児島、倉敷市美観地区、高松市内・松山市内、姫路市、神戸市栄町、神戸市岡本、神戸市北野町・元町、神戸市ポートアイランド・六甲アイランド、神戸市ハーバーランド、西宮市、大阪市南堀江・心斎橋、大阪市梅田、大阪市中崎町、京都市四条河原町、奈良市内、北九州市門司レトロ街、福岡市天神、名古屋市栄町、静岡市内、鎌倉市、横浜市みなとみらい・元町、東京都日暮里・吉祥寺、東京都お台場、仙台市内、等々・・・。

視察を基に、少しでもオシャレで快適な空間を提供し、島根という日本でも有数の田舎においても満足感が得られるような教室になるよう努力ています。

令和2年以降は新型コロナの影響により、1/月のペースで全国のオシャレな町を訪問していくことができていませんが、少しづつでも各地を訪問していきたいと思います。旅行記を別記しておりますので、合わせてお読みください。

 

②洋裁技術の向上

 視察から得た情報や最新の縫製事情に基づいて、再現できる技術や新たな技術の習得を行っております。また、市場に出回っている洋服などを研究し、みなさまに提供できる仕立てなどを提案してまいりたいと思います。

 

③異業種交流

 生地屋さん、縫製工場、創作活動など地元でも色々なオシャレ活動が盛んです。このような取り組みをされている方々との情報交換を積極的に行い、地域の活力に貢献できればと思っています。

 

3.自立した経営

 洋裁教室を経営するに際して、洋裁教室を始めるときに島根県の設備貸与制度(2003年)でミシン6台とアイロン1台の貸与を受けて松江テルサで洋裁教室を開始しました。その後は自己資金で自宅を改装し、設備を整えて現在に至っています。今後も社会的役割を果たすためにも、自立した経営を進めてまいりたいと思っております。

 

番外さくら子ちゃん

 看板犬のさくら子ちゃんは、年齢を重ねるにつけ少しづつ落ち着いてきました。ただ、落ち着き過ぎて看板犬として失格なほどリラックスしていることが多くなりました。

Mascotte

さくらこちゃん ♀

平成29年12月生まれ

 本名は「カスタードクリームオブトータスマウンテン(きなこのひ孫です)」というながーい名前です。