今回の目的地は「日本の製造業の要」の一つとして、古くは飛行機、自動車やバイク、楽器など生活にかかせないモノが作られてきた浜松を目指しました。製造業の一つとして繊維業も盛んであったようで、ネットで調べると生地屋さんが多いことに証明されています。視察目的は当然ながらその生地屋さんを中心に見て回ることになりました。
事前情報に沿っていくつかの生地屋さんを回って生きました。浜松は広大な平野に広く町が広がっているため、レンタカーでの移動にしました。道が広く走りやすく快適に回ることができました。今頃は事前にgoogleストリートビューで予習をしていますので、はじめてなのに見覚えのある風景を確認しながら目的地を目指すことができます。
選択種が多いこともありますが、オシャレなお店があることに刺激を受けます。特に都田町にあるドロフィーズは里山のような小さな村ごと散策できるような試みがされているようで、まだ発展中だとは思いますが、大人が半日は楽しめるよいエリアだなと感じました。都市部に住んでいる人であれば特に癒しを感じられるのではないでしょうか。
生地については、私は素人なので何が良いのか?安価なのか?と思いながら見ていましたが、同伴者は満足いっているようで今回の視察は非常に有意義なものとなったようです。これらの情報を基に服工房へお越しの皆様に良いご提案ができることを期待したいと思っています。
今までにも度々訪れていた倉敷ですが、定期的な視察として行ってきました。
倉敷は2年前にコロナ禍の谷間に行っているのですが、その時と比べると明らかに賑わっていました。全国旅行支援があってのことでしょうが、人が戻ってきたことに安堵しました。
歩きまわると、以前からあるお店に加えて所々に新たなお店が目に飛び込んできたり、改装してキレイにされていたりで、2年の間に一歩前に進んでいるなと思わされました。倉敷は落ち着いていながら飽きを感じさせない独特の雰囲気があります。自然にできるものでもないでしょうから、多くの方の努力でよいまちづくりが維持されていることがよく分かります。今後は以前のように外国人が増加するかもしれませんので、状況をみてまた行ってみたいと思います。
函館は私もLt.Tも初めて訪れるまちです。以前から一度は行ってみたいオシャレなまちとして認識していました。神戸や横浜、門司など明治時代の趣のある港町は概して落ち着きのある過ごしやすい街が存在することが多いのです。単なる文明の変遷だけではなく、その町にある独特の奥ゆかしさが感じされるものです。これはその町に行かないとわからないもので、インスタやVRでは決して感じ取れない、音やにおい、陽ざし、風とそしてその町にいる人と訪れる人、これがすべて有ることで完成するものだと考えています。
街の散策は旧市街の観光スポットをメインに行いました。観光客目当てのお店は食べ物と少々の雑貨というところですが、新型コロナに対する見方もある程度落ち着いたのか、人出も多くあり、函館山はあまりの人の多さにすぐに下山する始末でした。まちの方はオシャレなまちづくりが始まりつつあるという段階でしょうか、少しづつリノベーションが進んでいるようです。泊まったホテルもNIPPONIAというリノベーションタイプで非常に心地よいところでした。近年全国各所に展開しているようで、思わぬところに出来ている印象です。
今回は時間の関係で、観光地エリアを中心に回ったので洋裁の香りは特になかったように感じました。次回は観光外の町を回ってみたいと思っています。